結納と披露宴の特色
結納に関しては、両家が揃い、結納の品と結納金を仲人立会いの下で渡す比較的標準的なパターンです。
通常であれば、結納品には目録や長熨斗､寿恵広末広など9つあるいは11の品を揃えますので、全国標準に比較するとやや豪華と言えそうです。
従来型の新郎側が新婦の家を訪ねて行う様式の儀式から、最近ではホテルを活用した合理的なケースが増加しています。
宮崎は南国のリゾート地で有名で、お洒落なホテルが多くありますので、ホテルでの披露宴は選択の幅も広く人気です。
特に新婦に人気なのは海が見晴らせるオーシャンビューに優れたチャペルでの挙式で、天候に恵まれるとマリンブルーがまぶしく、新生活の第一歩を華やかにしてくれます。
結婚式場は独自にオリジナル色を打ち出してしており、純和風の会場からガーデンウエディングまで、2人の思い出の式が挙げられるよう、希望がかなう十分な選択肢があります。
ゲスト数は平均で100名を超える規模で、全国平均と比較すれば20～30人程度は多いようです。
ゲスト数が多いこともあり、結婚式にかける費用の平均は全国で中位より上です。
ただし、引き出物については、派手さはなく費用も抑え気味で、引菓子を含めても全部で3品程度と言われます。
地域別に人気の結婚式場を3つご紹介します。
JR日豊本線「宮崎神宮駅」徒歩圏内のガーデンベルズ宮崎
駅から徒歩でゆっくり歩いても10分かかりません。
何といっても魅力は、チャペルのエメラルドブルーで幻想的な雰囲気を醸し出すヴァージンロードの美しさです。
チャペルの内部はブラウンがベースの落ち着いた雰囲気なのですがヴァージンロードのブルーと、祭壇にかかる大きくて青白く輝く十字架は、基調色と対象を成して引き締めてくれます。
披露宴会場には、スマートに飾られたボトルが特徴的なバーカウンターが設置されており、会場全体が少し照明を落としてキャンドル系のイエロー色があったり、ムードある演出がレトロチックです。
JR日豊本線「都城駅」徒歩圏内のグランドパティオ都城
本格的なチャーチは、室内は広く天井も高く、スケールの大きな独立型のものです。
入り口のレトロ調の大きなトビラは木造で、中世ヨーロッパのお城のようです。
入り口を入ると、正面に大きなステンドグラスやパイプオルガンが設置されており、リアルな教会を思わせる充実した設備を持ちます。
神父さんの声や歌声が室内によく響き、新郎新婦だけでなくゲストでさえ心ときめく空間です。
披露宴会場の壁の棚には、アンティーク調のボトルや美術品が並び、お洒落に味を出しています。
JR日豊本線「延岡駅」徒歩圏内のガーデンベルズ延岡
ブラウンとホワイトを基調にした落ち着いたチャペルは、ステンドグラスにパープル系色をお洒落に使い複雑な模様を描く斬新なデザインで、室内の雰囲気との良いバランスが保たれています。
外から見ると、中世ヨーロッパの古城のようなとんがり煙突を持ち、三角屋根の独立した造りのチャペルです。
