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北海道のおすすめ会場3選

北海道の結婚式場をイメージする花

会費制がメインの披露宴

比較的歴史が浅く、祖先がどの県から移住したか、あるいは最近北海道に引っ越してきたかなどによって違いますが、北海道には特にしきたりがある訳ではなく、どちらかというと他の都道府県に比べ結納をしなくてはいけないと考えている人は、少数派であるようです。
披露宴は、この地では祝賀会と呼ばれることに大きな特徴があります。

披露宴の最大の特徴は、会費制で開かれるところにあり、送付されてくる招待状に、日時と会費が明記されています。
一般的には、この会費の相場は1万5千円程度とされています。
招待客は披露宴の当日、受付で会費を払うのですが、数え間違いを防ぐためにご祝儀袋に入れないケースが多く、極めて合理的と言えるかもしれません。

北海道出身の方が他府県の結婚式に参列する際には戸惑うことになりそうです。
披露宴の招待客数は100~300名と多いケースが一般的でしたが、近年は小規模なパーティ方式の結婚式が増加傾向です。
披露宴の席次順は、新郎新婦が座る高砂から順に上座に上司や主賓、続いて親族、末席に友人という順序で他府県の方は驚かれます。
そのような披露宴が浸透している背景は、「結婚祝賀会」という考え方が強く、会は新郎新婦の親しい友人がホストとして開き、皆で2人の門出を祝福しようとの形態で開催されるからです。

披露宴の招待状も、もちろん発起人である友人の名前で出されるのです。
その歴史的背景は、開拓時代にさかのぼり、他の地域から来た開拓民が厳しい生活の中で、挙式の余裕がなくても、周囲の友人から祝福を受けたのが始まりとされます。
そんな北海道で最近注目される結婚式場を3つ紹介します。

天井の高いチャペルのステンドグラスが壮大なブルーミントヒル

自慢の「セント・マーティン大聖堂」の高い天井高は18メートルにも及び、その正面の広大な壁を覆い尽くす大きなステンドグラスは圧巻の一言です。
室内の参列者用いすは濃いブラウン、壁はベージュ調と落ち着きのある雰囲気と水色を主体とした明るいステンドグラスがバランスのとれたコントラストを作り、アーチ型の天井はパイプオルガンの音色を荘厳ある響きにします。
このステンドグラスは、同名の英国バーミンガム市にある教会と同じデザインが用いられており、射し込む光が大理石のヴァージンロードに映えます。

純白のチャペルが特徴のベルクラシック函館

強くイメージ付けるのはホワイトを基調とするチャペル内部と、水色に輝く祭壇のうしろのステンドグラスの神々しい美しさ、両脇に備え付けられたパイプオルガンのシルバーのパイプのきらめく高級感が織りなす祭壇周囲の神聖さです。
ステンドグラスは水色ですが、淡い色で純白のチャペル内をバランスよく保ちながら、優しく明るく包み込みます。

多くのステンドグラスのあるクラシカルな教会「宮の森フランセス」

ステンドグラスの窓が正面に5窓とその上部の飾り窓、そして左右の窓にも多数設置されるクラシカルで荘厳な雰囲気のチャペルです。
ヴァージンロードは真紅のレッドカーペットが敷かれ、歩を進める新婦のホワイトのウエディングドレスが一層映えます。